カナダ戦で唯一の“金髪” スタメン浅野拓磨、アップでキレのある動き 6月パラグアイ戦以来のゴールなるか

日本代表FW浅野拓磨【写真:Getty Images】
日本代表FW浅野拓磨【写真:Getty Images】

日本代表の金髪カルテットで、唯一の先発メンバー入り

 カタール・ワールドカップ(W杯)への準備を進める日本代表は、11月17日にドバイでカナダ代表と親善試合を行う。日本は先発するフィールドプレーヤー10名とベンチスタートの9名が、それぞれ別にウォームアップを行った。

 前日会見で先発メンバー4人を明かしていた森保一監督だが、公言どおりに負傷明けのFW浅野拓磨(ボーフム)が先発に名を連ねた。ポジション表記はFPとなっているが、ほかの選手の顔ぶれを見ても1トップを務めることが濃厚だ。

 現在、日本代表にはスーパーサイヤ人ことDF長友佑都(FC東京)をはじめ、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF堂安律(フライブルク)と浅野の4人が金髪にしている(DF板倉滉/シャルケは茶髪)。今回、金髪カルテットのなかで、唯一の先発となった浅野は、右膝の内側側副靭帯断裂の大怪我を負い、状態が心配されていた。それでも無事にW杯に間に合わせ、メンバー入りした。

 負傷してからこれまで実戦でプレーできていないが、W杯開幕を目前に控えたカナダ戦で、森保一監督は先発に抜擢。ウォーミングアップ時のボール回しやシュート練習で、金髪が一際目立つストライカーはキレのある動きを見せている。最後に代表でゴールを挙げたのは、6月2日のパラグアイ戦(4-1)となっているが、カナダを相手にゴールを決めて、完全復活を示したいところだ。

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