板倉、浅野、田中、柴崎のスタメン起用を明言

　インターネットの発達もあり、情報は瞬く間に世界を駆け巡る。カタール・ワールドカップ（W杯）の開幕が目前に迫るなか、日本代表は11月17日にカナダ代表と対戦する。現在、森保ジャパンは多くの負傷者を抱えている状況であり、そうした選手たちをどう起用するか。対戦相手も悩んでいるところだろう。

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　だが、森保監督は情報戦を挑むことはしないようだ。対戦相手に隠したいことはあるかという質問に対して、森保監督は「隠しておいて、自分たちが発揮できなかったら、我々にとっても良くないこと。ベースの部分をチームで確認できるようにやっていきたいと思います」と、明言した。

　そして実際に、DF板倉滉（ボルシアMG）、MF田中碧（デュッセルドルフ）、MF柴崎岳（レガネス）、FW浅野拓磨（ボーフム）がカナダ戦で先発することを明らかにするとともに、DF冨安健洋（アーセナル）の状態が復帰する選手たちよりも悪いことも明確にした。

　彼らの現在のコンディションに加え、どういったプレーができるかも、Ｗ杯の対戦相手に見せてでも、プレーさせて状態を向上させることを選択した森保監督。明日の試合に向けて力強く「勝ちに行きます！」と宣言した。