「継続的に成長している」 スペイン代表監督が森保ジャパンを警戒「我々を困難に陥れる可能性はある」

スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督【写真:ロイター】
スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督【写真:ロイター】

エンリケ監督がメンバー発表の会見で対戦国の日本にも言及

 日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグで、ドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と対戦する。現地時間11月11日にW杯メンバー26人を発表したスペイン代表のルイス・エンリケ監督は、森保ジャパンの印象について語っている。スペインメディア「エル・デスマルケ」が伝えた。

 スペインは現地時間11月11日にリストを発表。MFセルヒオ・ブスケッツ、MFペドリ、FWアンス・ファティといったFCバルセロナのメンバーが多く名を連ねた一方で、歴代最多180キャップを保持するDFセルヒオ・ラモス(パリ・サンジェルマン)は落選となった。

 エンリケ監督は会見で、グループリーグで対戦する日本について、「継続的に成長しているチーム。我々は(東京)オリンピックで日本対スペインを目にする機会に恵まれた」と言及。「日本は大好きなチームだ。ヨーロッパの重要なクラブでプレーする選手たちがいて、とてもダイナミックな選手たちを揃え、ボールを持ってプレーする勇敢さがある」と評価した。

 また、スペイン人指揮官はレアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英の名前を出しながら、警戒している。

「日本は、チームとして後方からボールをつないでビルドアップをする。たとえプレッシングを受けても、ボールを扱う力がある。(6月の)ブラジル戦をはじめ、彼らの試合をたくさん見た。難しい一戦になるだろう。フィジカルのレベルが高く、守備では高い位置からプレスをかけ、そしてタケ・クボ(久保)ら凄まじいクオリティーの攻撃的な選手を揃えている。我々を困難に陥れる可能性はある。W杯で簡単な試合は存在しないけどね」

 現地時間12月1日に行われるグループリーグ第3戦のスペイン対日本は、激しい試合となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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