森保ジャパンのW杯メンバー「傲慢になりかねない」 “死の組”で若手抜擢…韓国メディア見解「自信とは違う」
ドイツ&スペインと同居のグループ踏まえ、日本代表のメンバー26人に言及
日本サッカー協会(JFA)は11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。前回のロシアW杯経験者であるFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)らが落選し、代表での経験値が浅い若手が大量選出されたこと受け、韓国メディアは「一歩間違えれば傲慢になりかねない」と指摘している。
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日本(FIFAランキング24位)は、今月20日に開幕するカタールW杯のグループEでドイツ(同11位)、コスタリカ(同31位)、スペイン(同7位)と対戦。本大会優勝経験国であるドイツ、スペインの2強が同居する厳しいグループとなったなかで、日本サッカー史上初のベスト8入りを果たすべく、まずはグループ2位以内での突破を目指す。
森保一監督から1日に発表された本大会メンバー26人の顔ぶれは大方、予想の範疇だった一方、メンバー入りが見込まれていた大迫や原口、FW古橋亨梧(セルティック)の落選という意外な一面も。また経験の浅い若手が多く選ばれたのも特徴的で、実際26人のうち、25歳以下は11人。うち5人はAマッチの出場回数が10回以下となっており、若手を抜擢したことについて森保監督は「伸びてきている経験の浅い選手も大切にしたい」と意図を説明している。
そんななか、W杯に臨むメンバー26人の顔ぶれを受け、韓国メディア「xportsnews」は「自信と傲慢は違う…日本の“死のグループ”」と見出しを打ち、「自信は良いが、一歩間違えれば傲慢になりかねない。ワールドカップで死の組に入ったチームの決断は、なかなか見抜けない」と、ドイツ、スペインの強国と同グループとなった日本のメンバー選考に注目している。
記事では「90分を通して強い組織と強いプレッシャーを維持するためには、若い選手のパフォーマンスが重要」との理解も示された一方、「国際舞台での経験が少ない選手が多い場合、簡単に流れを渡したり、試合をひっくり返したりできない恐れがある。特にスペインやドイツのような強豪チームとの対戦では、その傾向が強くなる」と指摘。W杯の大舞台を経験している選手の経験より、若手を選んだ日本のメンバー選考を「死の組に対応する決断が、自信につながるのか、傲慢になるのか、注目が集まる」と締めていた。