EL初戦黒星のマンU 英地元紙は120億円男を「ロッテルダムでまたもお粗末な夜」と戦犯扱い

期待値の高いポグバが戦犯の一人に。マンUは6人を除いて全選手が落第点

 マンチェスター・ユナイテッドは15日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)初戦でフェイエノールトと対戦し、0-1で敗れた。英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」は、この試合の採点を公開。沈黙した攻撃陣は低評価が並んだ。フットボール史上最高額の8900万ポンド(約120億円)で獲得したMFポール・ポグバはワースト2位タイ評価で、その期待値の高さから「ロッテルダムでまたもお粗末な夜」と戦犯の一人に挙げられている。

 1-2で敗戦したシティとのダービーマッチから、主将FWウェイン・ルーニーらを先発から外し、大幅8人が入れ替わったユナイテッド。フェイノールトと拮抗した攻防が続き、後半35分にFWニコライ・ヨルゲンセンの右からの折り返しをMFトニー・ビリェナに決められた。これが決勝点となり、小野伸二を擁して前身のUEFAカップを制した2001-02シーズン以来の戴冠を目指すフェイエノールトに敗れた

 同紙によるユナイテッド採点のトップ評価は、センターバックコンビのDFクリス・スモーリングとDFエリック・バイリー、そして中盤センターのMFモルガン・シュナイデルランの3人。失点シーンではキャプテンを務めたスモーリングがサイドに釣り出され、バイリーは縦パスに抜け出すヨルゲンセンにオフサイドトラップを仕掛けたが、これを見逃される不運も重なっており、全体的には安定した働きと評価された。

 及第点と言える6点を与えられたのはGKダビド・デ・ヘア、MFアンデル・エレーラ、前半に決定機を外したFWアンソニー・マルシアルノ3人。この上位6人を除く選手は、交代選手を含め、全て落第点となった。

 

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