マンUがEL初戦敗退でよもやの敗戦 モウリーニョ監督は「明らかにオフサイド」と主審に苦言
マンチェスター・ダービーから先発8人を入れ替えも、フェイエノールト戦は惜敗
マンチェスター・ユナイテッドは15日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)の初戦でフェイエノールトと対戦。先週末のマンチェスター・シティ戦から先発8人を入れ替えたユナイテッドだったが、敵地で0-1と敗れた。ジョゼ・モウリーニョ監督は「ゴールは明らかにオフサイド」と主審の判定に苦言を呈している。クラブ公式サイトが指揮官の試合後のコメントを報じた。
得点シーンは後半35分だった。右サイドでフェイエノールトMFビラル・バサチコグルからFWニコライ・ヨルゲンセンへの縦パスが通り、折り返しをMFトニー・ビリェナが蹴り込んでフェイエノールトが先制。元日本代表MF小野伸二を擁した2001-02シーズンに前身のUEFAカップを制したフェイエノールトがユナイテッド相手に初戦白星を挙げた。
モウリーニョ監督が言及したのは失点シーンだった。縦パスに反応したヨルゲンセンのマークに付いていたDFエリック・バイリーはとっさの判断でオフサイドトラップを仕掛け、ヨルゲンセンは体半個分ほどオフサイドラインの前に出ていたように見えた。しかし旗は上がらず、主審の笛も吹かれなかった。モウリーニョ監督は明らかにオフサイドだったとして審判の判定に苦言を呈している。
「初戦を落としたことに満足していない。後半は我々の方が試合をコントロールしていたと思う。我々は勝とうとしていたが、彼ら(フェイエノールト)は負けないように戦っていた。肉体的にも疲れが見えたし、相手の方が苦しい印象だった。それと同時に、瞬間的にやられてしまったのも事実だ。(ゴールは)明らかにオフサイドだったが、不運も重なってやられた」
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