C・ロナウドが劇的FK弾を突き刺すも神妙な面持ち 「ゴールを祝うことなんてできない」

「僕を一人前にしてくれたクラブ」

「スポルティングの人々が今でも僕に愛情を示し続けてくれるのは、僕の特権だ。会長があそこで現役引退を希望してくれていることにも、嬉しさを感じる。けど、僕はマドリードでの引退を望んでいる。ここが僕の心のクラブだからだ。それでも、僕はスポルティング相手にゴールを祝うことはできなかった。僕を一人前にしてくれたクラブであり、とても大きなリスペクトを抱いているクラブだからだ」

 スポルティング戦での一撃は、ロナウドにとってキャリア通算550得点目のゴールとなった。だが、それは自身にとっては愛する古巣から奪ったものであり、ゴール後に最も複雑な思いを抱かせる相手だったのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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