好調・香川真司がゴールデンフット賞候補50人入りと海外メディア報道 「今は存分に才能を発揮している」

【写真:Getty Images】
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シント=トロイデン2年目の今季、シャルルロワ戦では直接CK弾をマーク

 ベルギー1部シント=トロイデンのMF香川真司は、10月15日に行われたリーグ第12節シャルルロワ戦(2-1)に先発出場し、コーナーキック(CK)から芸術的な直接ゴールを決めて海外メディアから称賛を浴びた。イタリアのサッカー専門サイト「Footballnews24.it」によれば、2003年に創設された「ゴールデンフット賞」の候補50人にも名を連ねているという。

 香川は先発出場したシャルルロワ戦の前半12分、左CKのキッカーを担当。ゴール前の様子を見ながら右足を振り抜いた香川のキックは、両軍のフィールドプレーヤーたちと相手GKの頭上を越えて鋭く落ち、逆サイドのネットに突き刺さった。相手GKピエール・パトロンは手を伸したものの結局触れず、直後にガクッと肩を落としている。香川のスーパーゴールにチームメイトも驚きを露わにし、10番を中心に歓喜の輪が生まれた。

 ベルギー紙「Het Nieuwsblad」は、「元ドルトムントのスター、香川真司はまだ死んでいない!」と、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッド移籍以降は苦しんできたアタッカーが輝きを取り戻しつつあると評価していた。

 イタリアのサッカー専門サイト「Footballnews24.it」によれば、香川はゴールデンフット賞の候補50人にノミネートされているという。同賞は、モナコ公国の大公アルベール二世らの支援により2003年に設立され、メディア関係者やファン投票によって選出された29歳以上の現役サッカー選手1名に授与される。2014年には現ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが受賞し、元日本代表MF中田英寿氏もサッカーの歴史上に偉大な功績を残した引退選手にオールタイム・レジェンド賞をアジア人として初めて手にした。

 記事では、香川がドイツ1部ボルシア・ドルトムント時代にシャルケとの“ルールダービー”に強かったことや、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドではハットトリックを達成していることも紹介。「輝かしいキャリアと複雑な時期が交錯してきたが、間違いなく、今は才能を存分に発揮している」としている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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