香川真司、「少しだけラッキー」なCK直接弾を現地メディアも称賛 「今季ベルギー1部で最も美しいゴールの1つ」

CKを直接決めた香川真司【写真:(C) STVV】
CKを直接決めた香川真司【写真:(C) STVV】

香川が先制ゴールを挙げて2-1の勝利に貢献

 ベルギー1部シント=トロイデンは10月15日に行われたリーグ第12節でシャルルロワと対戦し、2-1と勝利を収めた。この試合に先発出場した元日本代表MF香川真司は前半12分、コーナーキック(CK)から直接ゴールを決めて今季2点目となる先制点を記録した。このゴールに関するコメントを、ベルギーのフランス語メディア「Le Soir」が報じている。

 日本代表でも10番を背負って長年にわたり活躍した香川は、同じ背番号をつけているシント=トロインデンでも存在感を示している。FW岡崎慎司、FW林大地、MF橋岡大樹とともに先発出場した一戦で、香川は前半12分に左CKのキッカーを務めると、右足を振り抜く。カーブのかかったボールは、GKの頭上を越えて逆サイドネットに決まり、香川を中心に歓喜の輪ができた。

 記事では、「セットプレーのキッカーを務める香川真司は、自身をボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでも高く評価されたキックが錆びついていないことを示すことを決めた。相手GKが手前のポストに近かったことを確認すると、奥のゴールポスト際を直接狙った。その試みは成功し、ボールがゴールネットを揺らすまでに誰も触る必要がなかった。シャルルロワの選手たちも驚くゴールだった」とし、「今季のベルギー1部リーグで、最も美しいゴールの1つ」と報じている。

 ハーフタイムでインタビューに応じた香川は、このゴールについて「少しだけラッキーだった」と振り返り「GKが前に出過ぎているように見えたから、狙ってみた。これまでCKから直接ゴールを決めたことはなかったから、決まって嬉しい」と、振り返っている。このゴールで先制したシント=トロイデンは、後半にも2点目も挙げると、相手の反撃を1点に抑えて2-1で勝利している。

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