「どのポジションでも世界最高」 バルサ指揮官がCL通算6度目ハットトリックのメッシを賛美

今季初の「MSN」揃い踏みで、CL初戦のセルティック戦は7発ゴールラッシュ

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、13日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦のセルティック戦で3得点1アシストと活躍し、7−0という大勝劇の主役になった。前線からサイド、中盤とポジションを入れ替えながら圧巻のパフォーマンスを見せた天才に対し、ルイス・エンリケ監督は「どのポジションでも世界最高選手」と絶賛している。

 先週末のリーガ第3節アラベス戦で1−2と敗北を喫したバルサだが、メンバーを8人入れ替えたうえ、この日のセルティック戦ではメッシ、スアレス、ネイマールの「MSN」が今季初めて同時にピッチに立った。すると前半3分、いきなりメッシが輝いた。ショートコーナーからの流れで、ネイマールのスルーパスをペナルティエリア内で受けると、ゴールネットを突き破らんばかりの一撃をお見舞いしてバルサが先制に成功した。

 同27分にはネイマールとメッシのコンビネーションが炸裂し、最後はメッシが仕留めてこの日2点目をゲット。 後半15分には、スアレスからのリターンパスにスライディングシュートで押し込み、難なく3点目を奪って見せる。これでメッシはCL通算6度目のハットトリック達成となった。

 またスアレスの2ゴールに加え、ネイマールとイニエスタもそれぞれ1ゴールを決めて役者が結果を残している。敗北後に漂っていた不穏な空気を一掃する快勝により、バルサがCL制覇に向けて好スタートを切った。

 

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