ブライトン三笘、プレミア初スタメン浮上 次節先発へ“猛プッシュ”…「監督は示唆した」と英メディア指摘
デ・ゼルビ監督がプレー称賛、トッテナム戦後の発言に地元メディア注目
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、今季プレミアリーグで途中起用が続いているなか、次節のブレントフォード戦(10月14日)で初スタメンの可能性が浮上。現地メディアはトッテナム戦のチャンスメイクシーンに注目しつつ「デ・ゼルビ監督は先発を示唆した」と指摘している。
三笘は10月8日のプレミアリーグ第10節トッテナム戦(ホーム/0-1)で後半22分から途中出場すると、その2分後、左サイドからDF3人をぶち抜く果敢なドリブル突破を披露。惜しくもチャンスにはつながらなかったものの、持ち味を発揮したプレーでホームスタジアムを沸かせた。
第9節のリバプール戦(アウェー/3-3)ではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを翻弄するドリブル突破を披露するなど、好アピールを続ける三笘。デ・ゼルビ監督はトッテナム戦後、三笘のプレーに賛辞を送るとともに「将来的にフォーメーションを変えることができるかもしれない。プレースタイルは変えないが、ピッチでのポジションを変えるんだ」と、スタートからの起用に含みを持たせた。
ブライトンの地元メディア「Sussex Express」も、この発言に注目する形で「ミトマは今週金曜日のブレントフォード戦でのプレミアリーグ初先発に向けて猛烈にプッシュしている」と報道。「ミトマはスパーズ戦の後半24分、クリスティアン・ロメロとエリック・ダイアーをドリブルでかわし、ウーゴ・ロリスが足もとに飛び込んでくるというワンダーゴールを生み出しかけた」と、ドリブル突破が脅威になることを綴っている。
記事では「デ・ゼルビ監督はこの日本代表MFのポジションを変えて、先発メンバーに加えることを示唆した」と、指揮官の発言内容に触れつつ、ブレントフォード戦での今季プレミア初先発の可能性を指摘。試合の流れを変えるジョーカー起用が続いてきたなか、スタメン11人に三笘の名があるかが注目される。