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「サッカーに別れを告げる」 イグアインが現役引退、名門クラブで得点量産…レアル時代に通算100ゴール超マーク
スペインとイタリアの2か国で100ゴール以上をマーク、名ストライカーが現役に幕
スペインの名門レアル・マドリードやイタリア・セリエAのナポリ、ユベントスなどでプレーし、アメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミに所属する元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが引退を発表した。
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イグアインは2007年に母国の名門リバープレートからレアル入り。7シーズンでリーグ戦107ゴールを決める活躍を見せ、その間にはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらと共闘。リーグ優勝を3回経験した。
その後、2013年夏にはナポリへ移籍。爆発的な得点力を見せた2015-16シーズンには36得点でセリエAのシーズン最多ゴール記録を達成し、得点王にも輝いた。翌シーズンには名門ユベントスへイタリア国内最高額の9000万ユーロ(約126億円)で移籍し、2シーズンの間はエースとして活躍した。しかし、ロシア・ワールドカップ(W杯)後にロナウドがユベントスに移籍すると、ACミランへレンタル移籍となり不振に陥った。
その後はミランから半年でイングランド・プレミアリーグのチェルシーへと再度の期限付き移籍になるがこちらでも不振。ユベントスとは契約解除となり、2020年秋からアメリカに新天地を求めていた
12月に35歳の誕生日を迎えるタイミングでの引退会見で「サッカーに別れを告げる時が来た」と切り出したストライカーは、これまでのキャリアで関わった指導者や家族、各クラブやそのサポーターに感謝の言葉を丁寧に伝えたうえで、「素晴らしい時期に辞めることができたと思っている。再び情熱を与えてくれたインテル・マイアミには本当に感謝したい」と話した。
イグアインは今週行われるMLSの2試合がキャリアでのラストゲームになる。ビッグマッチでの勝負弱さを批判されることも少なくなかったストライカーだが、スペインとイタリアの2か国で100ゴール以上をマークした実績は雄弁にその得点力を物語っている。
(FOOTBALL ZONE編集部)