伊藤洋輝が代表にもたらす効果 元日本代表FW前園氏が持論「バリエーションが出てきた」

後半から途中出場となったDF伊藤洋輝【写真:Getty Images】
後半から途中出場となったDF伊藤洋輝【写真:Getty Images】

試合を中継するフジテレビ副音声で前園真聖氏が登場

 森保一監督率いる日本代表は9月23日、ドイツ・デュッセルドルフでのキリンチャレンジカップでアメリカ(FIFAランキング14位)と対戦。試合を中継するフジテレビで、元なでしこジャパン(日本女子代表)FWでタレントとして活躍する丸山桂里奈さんと副音声を担当する元日本代表FW前園真聖氏が、後半から投入されたDF伊藤洋輝が与える効果を指摘している。

 カタール・ワールドカップ(W杯)の最終登録メンバー発表前までに行われる強化試合は、今回のアメリカ戦と27日のエクアドル戦の2試合を残すのみとなっている。この2試合は、最終的なメンバー選考に大きな影響を与えることは間違いないが、同時にカタールW杯で初のベスト8進出を目指すチームの強化としても重要な試合だ。

 迎えたアメリカ戦では序盤から日本がポゼッションを高める展開のなか、前半にMF鎌田大地の先制ゴールで1-0のリードを奪った。前園氏は後半から投入された伊藤について「シュツットガルトでは左サイド(バック)なのですが、真ん中も3バックもできる。さまざまなバリエーションがあることが大きい」と代表においての存在価値を称賛している。

 丸山さんも「相手によっても変えられるというのは今後重要になっていく気がします」と賛同。さらに前園氏は、「これまで左サイド(バック)は長友選手だった。ここで伊藤選手が出てきたことによって、選手層が厚くなったし、高さがあるし、純粋な左利きだし……。そういう意味でのプレーの幅にプラスして、ポジションのバリエーションが出てきたので、最終ラインの(争いが)活性化していて、誰がメンバーに選ばれるか分からないですね」と伊藤が代表にもたらす効果について持論を展開していた。

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