好調アーセナル、序盤戦の選手通信簿を英紙実施 途中出場の冨安は「サリバの好調による最大のルーザー」

怪我で出遅れ、途中出場も多かった冨安【写真:ロイター】
怪我で出遅れ、途中出場も多かった冨安【写真:ロイター】

フランス代表DFサリバとブラジル代表FWジェズスが最高の「9点」

 日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルはプレミアリーグ開幕7試合を終え、6勝1敗の勝ち点18で首位に立っている。ここまで好調なチームの選手の評価(10点満点の採点)を英紙「デイリー・エクスプレス」が行っている。

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 特に印象的な活躍を見せているのは、2人の新戦力だ。フランス代表DFウィリアム・サリバとブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスに、チームトップタイの「9点」が付けられている。

 サリバは2019年にアーセナルに加入したが、3シーズン連続でフランスのクラブへレンタル移籍を繰り返していた。昨季マルセイユでブレイクを遂げ、今季ついにプレミアリーグデビューを飾った。センターバック(CB)の一角としてレギュラーを掴んだ。「ガブリエウ(・マガリャンイス)と強力なパートナーシップを築き、2ゴールも決めるなどセンセーショナルな活躍」と絶賛されている。

 マンチェスター・シティから加入したジェズスも手薄だったセンターフォワードでレギュラーポジションを掴み、すでに4得点3アシスト。持ち前の決定力の高さだけでなく、豊富な運動量で守備にも貢献しており「現時点のプレーヤー・オブ・ザ・シーズン」に認定されている。

 3位タイの「8点」評価にはサリバとのコンビで守備に安定感をもたらしているDFガブリエウ・マガリャンイスや中盤で存在感を示すスイス代表MFグラニト・ジャカ、新キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール、左サイドから仕掛けが冴えるブラジル代表FWのガブリエウ・マルティネッリの4人が名を連ねる。

 それに次ぐ「7点」評価には守護神のGKアーロン・ラムズデール、右サイドバック(SB)起用に応えるイングランド代表DFベン・ホワイト、新戦力のウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコ、前線のキーマンであるイングランド代表FWブカヨ・サカ、先日15歳181日のプレミアリーグ史上最年少デビューを飾ったFWイーサン・ヌワネリの名前が並んでいる。

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