好調アーセナル、序盤戦の選手通信簿を英紙実施 途中出場の冨安は「サリバの好調による最大のルーザー」

冨安はワーストタイの「5点」評価

 そうしたなかで、ここまで途中出場がメインの冨安はほか6選手と並ぶワーストタイの「5点」評価にとどまった。ここまでプレミアリーグは6試合の出場で、プレー時間は計71分。6試合中5試合がホワイトとの交代出場と立ち位置はSBのバックアッパーとなっている。

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 同紙は、冨安について次のように記している。

「サリバの好調による最大のルーザー。この日本人DFはホワイトが右SBを任されるようになったため、ベンチを温めることが多くなった」

 昨シーズン序盤は右SBに冨安、その隣の右CBにホワイトという形が定番だったが、サリバが入ったことでホワイトがサイドに回り、負傷で出遅れた冨安が弾き出される格好となった。ピッチに立てば安定したパフォーマンスを見せてはいるが、出場時間の減少により総合的な評価は下がらざるを得なかったようだ。

 しかし、ミケル・アルテタ監督は冨安のユーティリティー性や両足を使える能力を高く評価しており、CBや左SBでの起用も示唆している。過密日程は今後も続くだけに、出場機会を増やしていく可能性は十分あるはずだ。指揮官の采配に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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