極端配置でゴール前にぽっかり無人空間 Jリーグの“珍トリックプレー弾”が話題「かなり思い切ったサインプレー」

J3沼津のセットプレーが話題(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】
J3沼津のセットプレーが話題(※写真はイメージです)【写真:Getty Images】

J3沼津の同点ゴールに注目、デザインされたセットプレーが成功

 アスルクラロ沼津は8月27日のJ3リーグ第22節でSC相模原と対戦し、1-1と引き分けた。沼津の見事なトリックプレーが注目を浴び、「かなり思い切ったサインプレー」「素晴らしいゴール!」と反響を呼んでいる。

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 試合は前半11分、MF松橋優安の一撃でアウェーの相模原が先制。劣勢の沼津も攻撃に転じるなか、後半9分に意表を突くプレーからゴールが生まれる。

 沼津が左コーナーキック(CK)を獲得。ここで沼津側が極端は配置を見せる。2選手が相手GK付近に立った一方、5選手がファーサイドの約3メートル四方に集まり密集。それ以外の沼津選手はエリア外におり、相手ペナルティーエリアの中央がぽっかりと空く状況となり、これこそが沼津の狙いだった。

 左CKから低いパスが入ると、DF遠山悠希がニアサイドに駆け寄ってワンタッチ。ぽっかりと空いていた中央へボールを流すと、そこへDF安在達弥がフリーで走り込み、左足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

 試合は1-1のドローに終わったなか、同点弾の安在は「たまたま自分がシュートを打つ役で、みんなでデザインして、みんなで取れたゴール」と語り、デザインされたトリックプレーの成功を喜んだ。

 珍しい形のトリックプレーにSNS上では「スーパーゴール」「かなり思い切ったサインプレー」「素晴らしいゴール!」などの声が上がり、驚きが広がっていた。

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