鹿島FWエヴェラウド“超絶オーバーヘッド弾”秘話 世界各国メディアで大反響の一撃、「何よりも嬉しかった」反応とは?

誕生日翌日の得点「自分にとっても、サポーターにとっても、良いプレゼントになった」

――誕生日の翌日のゴールでしたが、そのことも試合に臨むうえでモチベーションとなっていましたか?
「特別に誕生日を意識しては試合に入っていませんでした。でも、このゴールが決まった後には『誕生日の後だったな』と思ったのは事実ですし、『自分にとっても、サポーターにとっても、良いプレゼントになったな』と思いました」

――ちなみにベストゴールの賞金は20万円です。使い道は考えていますか?
「おー! そんなにもらえるんですね! 本当に嬉しいですし、自分にご褒美を買おうと思います。靴とか、スニーカーが好きなので、買いたいと思います。あとは家族へのプレゼントですね。遠くにいますが、日本からブラジルに帰国する時に彼ら、息子2人と妻に何か買って、持っていきたいですね。今、知ったので、驚いていて、嬉しく思っています」

――最後に、ここからチームとして順位を上げていくために、必要なことは何だと感じていますか?
「残念ながら、監督の交代がありました。監督が代わると、哲学、コンセプト、求められるものが変わります。前任者からは、ゴールに直結するプレー、縦への意識を求められていました。今は、しっかりボールをつないで戦っていく、選手個々の能力を発揮しないといけません。またボールを持っていない時も、攻撃に絡まないといけません。微調整が必要ですし、練習からやり方、求められることの違いが出ています。それを合わせられるように、全員で努力していますし、岩政(大樹)監督の考えていることに合わせて、信じてやっていくことが大事だと思います。リーグ戦では、上位チームと勝ち点差があり、試合数の違いもありますが、私たちは、まだ諦めていません。また天皇杯は、タイトルに近い状態にありますので、しっかりと皆で取りに行きたいと思います。アントラーズで働いている者、プレーする者は、全員が引き分けや負けを考えず、すべての試合に勝つつもりで強い精神を持って取り組まないといけません」

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