今夏移籍の久保、南野、伊東らの“価値”に注目 日本人選手歴代移籍金ランキングトップ18
今夏移籍の久保、南野、伊東らの移籍金額は?
今夏、日本代表選手たちが欧州内で新天地に活躍の場を求めた。MF久保建英は、スペイン1部レアル・マドリードから同1部レアル・ソシエダへ完全移籍。MF南野拓実は、イングランド1部リバプールからフランス1部ASモナコへ完全移籍を果たし、MF伊東純也も南野に続きいてベルギー1部ヘンクからスタッド・ランスへ完全移籍となった。MF堂安律もオランダ1部PSVからドイツ1部フライブルクへステップアップしている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
そんななか、ドイツ移籍情報専門サイト「Transfermarkt」が、今夏の日本人選手の移籍動向に注目。これまでの海外日本人選手の移籍金ランキングを特集し、トップ18を紹介している。
新シーズンを新天地で迎える久保は移籍金650万ユーロ(約8億8000万円)で16位、南野は1500万ユーロ(約20億円)で6位となっている。南野と同じく、リーグ・アンのランスに移籍した伊東の移籍金は、推定市場価格750万ユーロ(約10億2000万円)よりも高い1000万ユーロ(約13億円)での取引となっており、10位にランクインした。
現在、ベルリー1部シント=トロイデンでプレーする元日本代表MF香川真司は2つの移籍でランクイン。2012年のボルシア・ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍では移籍金1600万ユーロ(約21億円)で5位、14年のユナイテッドからドルトムントへ出戻りの際には、13位となる800万ユーロ(約10億円)で取り引きされた。
そのほかには、アーセナルでプレーするDF冨安健洋も、香川と同様に2つの移籍でランクイン。2021年にシント=トロイデンからボローニャへの移籍は15位の700万ユーロ(約9億5000万円)となっており、昨季アーセナルへ移籍した際には、4位となる1860万ユーロの移籍金(約25億円)が発生した。
トップ3には、元日本代表MF中田英寿氏が2000年にペルージャからASローマへ移籍した際の2169万ユーロ(約29億円)が3位にランクイン。中田氏は翌年にローマからパルマへ2840万ユーロ(約38億円)で移っており、この移籍が2位にランクイン。トップ3のうち2つの枠は中田の移籍となった。
そして中田の金額を上回ったのが、2019年にポルトガル1部ポルティモネンセから、カタール1部アル・ドゥハイルSCに3500万ユーロ(約47億円)で移籍したMF中島翔哉となっている。