「ハリーがキッカーに指名されたが…」 ルーニーが英代表ホジソン前監督の“謎采配”却下を告白

欧州選手権でケインがCKキッカーに指名され批判殺到

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、今夏の欧州選手権(EURO)で波紋を呼んだロイ・ホジソン前監督の不可解な采配を、キャプテンとして却下していたことを明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 問題となっているのは、EUROのグループステージ初戦のロシア戦。この試合でイングランドは、プレミア得点王のFWハリー・ケイン(トットナム)がCKを6本蹴ったが、本来ならゴール前でクロスを待つはずのストライカーのキックは精度を著しく欠いた。メディアやサポーターも、この不可解な采配に対する議論や批判を寄せていた。

 疑問を感じていたのは選手も同様のようだ。主将のルーニーが、謎の采配についての思いを語っている。

「ロイは、確かにハリーをコーナーキックのキッカーに指名した。僕はその時、彼はプレミアリーグのトップスコアラーで、彼はボックス内で生きる“ビッグマン”だと感じた。あれはロイの決定だ。だけど、初戦が終わってから、僕はハリーがコーナーキックを蹴りたがっているとは思わなかった。だから、僕が蹴るようになったんだ」

 

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