名古屋のトップチーム活動停止に関する誤報告は事実確認中 Jリーグチェアマンが見解「もしなんらかのペナルティーが必要ならば対象になる」

誤報告があったことを発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
誤報告があったことを発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

保健所から「チーム活動停止の指導はしていない」と指摘

 J1名古屋グランパスは7月26日、トップチーム活動停止に関するJリーグへの誤報告があったことを発表した。Jリーグの野々村芳和チェアマンは、第3者が入って事実確認をしていることを明かし、「もしなんらかのペナルティーが必要ならば、それは当然ながらペナルティーの対象となる」と見解を述べた。

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 名古屋は7月15日、トップチームの選手・スタッフ複数名が新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受け、その後も断続的にチーム内に新たな陽性者が出ていることから、管轄の保健所から7月14日から16日までの間、トップチーム活動停止の指導を受けたと発表。1・J2・J3リーグ戦試合実施要綱に定めるエントリー要件を満たせないことになり、16日に開催予定だったJ1リーグ第22節の名古屋対川崎フロンターレが試合中止になっていた。

 Jリーグによれば、7月15日に試合中止の判断を発表したのち、保健所からリリースに対し、「実際には感染予防対策の指導のみで、チーム活動停止の指導はしていない」と指摘があったという。「保健所から強い訂正の要望があり、リリースは訂正」(Jリーグ広報)する形となった。

 名古屋は「管轄保健所より感染対策に関する指導を受ける中で、チーム活動停止についてもご指導いただいたとクラブが誤認」と発表している。野々村チェアマンは7月16日に行われたJリーグ理事会後の記者会見で事実関係を調査している段階だとし、「試合中止の判断をする際、名古屋から伝わってきた情報が間違っていた。Jリーグとしてはその時の情報を基に試合の判断をしているので、その判断が変わることはない。それが間違っていたことが分かったので、第3者に入ってもらって事実確認をしている。もしなんらかのペナルティーが必要ならば、それは当然ながらペナルティーの対象となる」と見解を語っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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