レアルが放出をついに決断? “不完全燃焼”アザールの移籍先4候補を英紙がピックアップ
古巣のチェルシーに加え、ニューカッスル、PSG、ドルトムントが候補として浮上
スペイン1部レアル・マドリードに所属するベルギー代表MFエデン・アザールは、2019年夏に加入してから負傷も多く、十分な活躍を見せることができていない。これまで我慢を重ねていたレアルも、いよいよ今夏の移籍市場で放出に動くのではないかと報じられている。そうしたなか、英紙「デイリー・エクスプレス」が、次の移籍先になり得る4つのクラブを取り上げた。
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2019年夏に移籍金1億ユーロ(約138億円)でイングランド1部チェルシーからレアルに加入したアザールだが、期待されていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)の後釜としての活躍を見せることはできていない。スペインでは、カルロ・アンチェロッティ監督が放出の許可を出し、クラブもオファーを受け付ける体制を整えたと報じている。
2024年夏まで2年間の契約を残すアザールだが、「デイリー・エクスプレス」紙によると、4つの移籍先候補があるという。最初に挙げられたのが、古巣でもあるチェルシー。マンチェスター・シティからイングランド代表FWラヒーム・スターリングを獲得したチェルシーは、クラブ間で移籍に合意していたブラジル代表FWラフィーニャがFCバルセロナ行きを選択したことで、新たなウイング獲得が必要だとされている。
また、同じくイングランド1部ニューカッスルも、ウイングには十分な人材がいるものの、年齢的にも、近年の活躍からも移籍金が安くなれば、アザール獲得に動く可能性が報じられている。そして、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)も、イタリア1部ユベントスへ移籍したアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに続き、ブラジル代表FWネイマールを放出した場合は、フランス語を母国語とするアタッカーを獲得する可能性が指摘されている。
そして、最後に挙がったのがドイツ1部ボルシア・ドルトムントだ。今夏の移籍市場でノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)を放出したドイツの名門には、アザールの実弟でもあるベルギー代表MFトルガン・アザールも在籍している。レアルが売却する姿勢になった今、アザール自身もかつてプレーしたことのない国でのチャレンジを求めれば、移籍の可能性はあると見られている。
レアルに移籍する際には次のバロンドール候補として名前が挙げられていたアザールだが、大きく評価を下げた今夏、キャリアの分岐点に立っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)