エチオピア・プレミアリーグで起きた不可解判定が話題

　エチオピア・プレミアリーグの試合中、ゴールキーパー（GK）が相手選手へ宙返りキックを見舞いながらも、レッドカードを回避したシーンが話題に。海外メディアは「これがレッドカードじゃないのであれば、何がレッドカードなのか？」と驚きを持って報じている。

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　世界に衝撃を与えたプレーは、先月行われたセント・ジョージFC対バヒル・ダール・ケネマFCの一戦（2-2）で起きた。バヒル・ダールのGKハリストン・ヘッソウがエリア内でボールをファンブル。すると、ヘッソウはボールを奪い返そうとした際、宙返りした弾みで相手選手へ強烈なキックを見舞った。

　被害に遭った選手はピッチに倒れ悶絶するほどの危険プレーであったにもかかわらず、レフェリーはヘッソウに対して何の処分も科さず、セント・ジョージ側へPKを与えたのみにとどめた。このシーンがSNS上で拡散すると、海外メディアが続々と反応し、レッドカードを免れたことへ驚きの声が広がった。

　英スポーツ文化情報サイト「JOE」は「相手選手に宙返りキックをしたGKがレッドカードを免れる」との見出しを打ち、「これがレッドカードでないのであれば、何がレッドカードなのか？」と報道。英メディア「スポーツ・バイブル」でも「奇妙な事件」として取り上げられ、GKによる宙返りキックが“退場未遂”となったことへ熱視線が送られていた。