お騒がせな“奇人”ビエルサがマルセイユに出戻り就任? 酒井宏の新指揮官となるか

仏誌が報じる 昨季開幕直後の辞任から約1年ぶりの復帰か

 今季からラツィオの監督に就任しながら、わずか2日で辞任するというお騒がせを演じたマルセロ・ビエルサ氏が、フランス1部マルセイユの監督として“出戻り”をする可能性が高まっているという。フランス誌「フランス・フットボール」が報じている。

 現在、マルセイユはチームの身売り問題が勃発し、F1のロータスチームの代表を務めるジェラール・ロペス氏が新たな代表に就任する可能性が高まっているという。そのため、監督人事も新オーナーの意向が反映され、同誌は「全てが整った」と報じ、ビエルサ氏がマルセイユの監督に戻ることが確実だと報じている。

 ビエルサ氏は、7月6日にラツィオ新監督就任が発表されたが、クラブと約束した候補選手が獲得できていないとして、8日に辞任を発表。就任から辞任までわずか2日という衝撃の珍事を巻き起こしていた。

 ビエルサ氏は2014-15シーズンに、マルセイユを率いて戦っている。その時は、エースに据えたフランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャク(現ティグレス)が得点ランク2位の21ゴール、ディミトリ・パイェ(現ウェストハム)がアシストランクトップの16アシストと、攻撃のホットラインが機能してリーグ4位に入った。しかし、2年目となった昨季は、開幕直後の8月8日に辞任している。

 

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