「フィジカルと個性がない!」 アーセナル伝説の主将が1敗1分けと不振の古巣を一刀両断
ビエラ氏が冷静に苦境の分析
アーセナルの元キャプテンで、現在は米ニューヨーク・シティを率いるパトリック・ビエラ監督が古巣アーセナルの現状を分析。フィジカルの強さと個性の欠如を指摘している。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。
アーセナルは2003-04シーズンに無敗優勝を成し遂げたのを最後に12年リーグタイトルから遠ざかっている。最後のリーグ優勝を知り、当時キャプテンを務めていたビエラ氏は「インビンシブルズ(無敵)」と呼ばれた当時のチームや1998年に母国開催のワールドカップを制したフランス代表などと現在のアーセナルを比較している。
当時のチームには元オランダ代表FWデニス・ベルカンプ氏や元フランス代表FWティエリー・アンリのようなテクニックと創造性溢れる選手だけでなく、ビエラ監督や元イングランド代表DFソル・キャンベル氏、元ブラジル代表MFジルベルト・シウバ氏らフィジカルの強さを備えた選手や、強い個性を持った選手がチームを支えていた。今のアーセナルにはそのような存在が不足していると分析している。
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