悲願の五輪金メダル獲得で一人1000万円! ブラジル協会が“ボーナス作戦”実施へ

2大会連続の決勝進出を果たしたカナリア軍団 5戦連続無失点と攻守に勢い

 リオデジャネイロ五輪男子サッカーで初の金メダル獲得を目指すブラジル代表に、同国サッカー協会が“ニンジン作戦”を使う模様だ。決勝のドイツ戦で勝利すれば、主将を務めるバルセロナのFWネイマールら選手にそれぞれ10万ドル(約1000万円)のボーナスを払うと、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 ブラジル代表はグループリーグ初戦の南アフリカ戦、続くイラク戦と2試合連続でスコアレスドローに終わり、ブラジル国民から激しいバッシングを浴びた。しかし必勝態勢を敷いたデンマーク戦で4-0と快勝すると、続く準々決勝コロンビア戦ではネイマールの今大会初ゴールとなる直接FK弾などで2-0の勝利。準決勝のホンジュラス戦ではネイマールの試合開始14秒弾を皮切りに6-0の圧勝を飾り、2大会連続の決勝進出を決めた。

 5試合連続の無失点、そしてネイマール以外にもFWガブリエル・ジェズス(パルメイラス)、FWガビゴルことガブリエル・バルボサ(サントス)、FWルアン(グレミオ)ら将来のセレソンを背負って立つべきアタッカーが決定的な仕事をするなど、攻守両面で勢いに乗っている。

 その勢いをさらに加速させようと、ブラジルサッカー協会はチームが金メダルを獲得したあかつきには、一人当たり10万ドル、日本円にして約1000万円のボーナスを出すことを決めたという。

 

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