シャフトでストレッチ、練習前に1人だけ汗だく…名古屋チームマネージャーが明かす一番驚いたルーティーンは?
【黒子の極意】三田実氏はコミュニケーションを取りつつ、プライベートとは一線を引く
名古屋グランパスで働き始めて5年目を迎えたチームマネージャーの三田実氏は、チームの運営を支える重要な人物の1人だ。普段明かされることのないスタッフと選手の関係、裏話、日常の様子などを訊いた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小西優介/全2回の2回目)
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チームマネージャーは練習や運営など、すべての物事がスムーズに進むように準備をするのが主な仕事だが、三田氏は日頃から選手とのコミュニケーションを大事にしているという。
「僕は特別仲がいい選手はいません。みんなと分け隔てなくコミュニケーションを取るようにしています。日常会話から選手のコンディションや体調などを知ることができますし、大切な要素です。とはいえ、やはり年齢が近い(25歳の)相馬勇紀選手や(25歳の)森下龍矢選手とはよく話をしています。あとはキャプテンの稲垣祥選手と副キャプテンの中谷進之介選手ともチームを回すうえで意見を聞いています。
ただ、コミュニケーションは取りつつも、選手とプライベートでどこかに出かけたりはしないという。
「自分のポリシーというか、基本的に選手と外食したり、買い物に行くことはしないようにしていて、仕事とプライベートとでは一線を引いています。同じ地域に住んでいることもあり、スーパーや飲食店、ショッピングモールなどで遭遇することはよくありますが、ここ最近はご時世もあり、(自分が)外食の頻度が減りました。選手とのエピソードと言えば、2020年まで名古屋に在籍していた、現・北海道コンサドーレ札幌の青木亮太選手は家が近かったこともあり、よくご飯屋さんで遭遇しました。青木選手は兄貴肌の人でもあり、会うと絶対奢ってくれました(笑)」