南野拓実、仏1部モナコ移籍が有力? 英メディアが見解「英国外への移籍が最善」
イングランド国内の複数クラブが関心も、フランス1部モナコ入りが目前との報道も
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF南野拓実は、今夏の移籍が有力視されている。複数のクラブが獲得に関心を示しているとされるなか、英メディア「Caught Offside」は、イングランド国外の挑戦を勧めている。
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2021-22シーズンの公式戦24試合に出場して10得点を記録した南野は、リバプールのFAカップとリーグカップという2つの国内カップ戦でチーム内得点王に輝き、チームの2冠に貢献した。しかし、注目度の高い両大会の決勝に加え、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では出場機会をほとんど得られずに、リバプールでの立場は、あくまでバックアップだった。
クラブとの契約が2024年まで残る南野だが、出場機会を得るために今夏の移籍市場で、リバプールを離れることが有力視されている。スペインメディア「Todofichajes」では、「モナコは1600万ユーロ(約22億円)の移籍金を提示し、リバプールは受け入れる見込みだ。フランスでは南野自身も『はい』と言った」と、フランス1部モナコ入りが目前に迫っていると報じている。
南野には、ザルツブルク時代の恩師であるジェシー・マーシュ監督が率いるリーズ・ユナイテッド、2020-21シーズンに半年間在籍したサウサンプトン、今季リーグ10位のウォルバーハンプトン、プレミア昇格を果たしたフルハムといったプレミア勢も関心を示していることが、報じられてきた。
そんななか「Caught Offside」は、「南野はイングランドに来てから、リバプールでも、レンタル移籍していたサウサンプトンでも、世間を沸かせることはできなかった。もしかしたら、彼のキャリアを再生させるためには、英国外へ移籍することが最善かもしれない」と、世界最高峰のプレミアリーグを離れることを勧めている。
プレーオフからとはいえ、モナコは、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権も獲得している。ザルツブルクで輝いた日本人アタッカーは、再びイングランドを離れて、その力を証明することとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)