イブラヒモビッチ、来季ミラン残留へ 6月で契約満了も「新契約を結ぶ見込み」と伊報道
精神的な支柱として優勝に貢献、新たな形式での新契約を結ぶ見込みか
ACミランを今季のイタリア・セリエAで優勝に導く力を発揮したスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、新たな形式での新契約を結ぶ見込みだとイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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イブラヒモビッチはミランのエースとして活躍していた2012年夏に当時の財政難もありクラブを離れ、暗黒時代を過ごしたミランがオーナー交代などを経て本格的な再建に乗り出した2020年1月にミランへ復帰。大ベテランとして精神的な支柱になりつつ、確かな技術と得点力でチームを支えてきた。
そのカリスマも今季は前半戦7ゴールと健在ぶりを見せたものの、後半戦に入ると膝とアキレス腱に不安を抱えて1ゴール。精神的な貢献は別に出場機会が減ったピッチ上では満足できないところがあり、5月22日の最終節サッスオーロ戦でリーグ優勝を決めて間もない25日に手術に踏み切った。そして、復帰までには「7か月から8か月はかかる」とミランからアナウンスされている。
6月で現在の契約が満了するイブラヒモビッチだが、レポートでは来週半ばに元チームメイトでもありクラブのレジェンドと言える強化責任者のパオロ・マルディーニ氏と会合を持つという。そこでは新契約に関する確認がされるとしたうえで「非常に低い基本給に対し、個人やクラブの成績に連動した豊富なボーナスが上乗せされる」と新たな形式での新契約が見込まれるとした。
イブラヒモビッチは長年にわたって代理人を務めてきたミノ・ライオラ氏が先日亡くなったばかりで契約に関する交渉も新たな形になる部分があるが、手術によるリハビリを終えた姿をミランで見ることができるようになりそうな情勢だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)