浦和ロドリゲス采配が不発…ユンカー負傷交代で迫力減退 8戦未勝利で危機的ムード「今すぐに勝利必要」

浦和FWキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】
浦和FWキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】

C大阪とのアウェー戦で0-2敗戦、前半の良い流れを維持できず…

 浦和レッズは5月25日のリーグ第15節、セレッソ大阪とのアウェーゲームに0-2で敗戦。リーグ戦の7試合連続引き分けがストップして8戦未勝利と厳しい状況にある。このゲームでは、リカルド・ロドリゲス監督が「前半やれていたところが停滞してしまう形になった」と話したFWキャスパー・ユンカーの負傷交代が痛恨になった。

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 浦和の前半は悪くなく、むしろ相手のゾーンの間を取りながら前進していくスムーズさがあった。そのなかで前半24分にはC大阪のGKキム・ジンヒョンが前方へのフィードを目の前の浦和MF小泉佳穂に当ててしまうミスが出て、そのこぼれ球をユンカーとのワンツーのようになった小泉がゴールに蹴り込んだ。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでオフサイドの判定となり、ゴールは取り消された。

 同27分にも浦和はハーフライン付近から小泉とユンカー、さらにFWアレックス・シャルクが絡んで3人で一気に速攻。最後は小泉のパスをシャルクが狙ったがゴールポストに当たってゴールにならなかった。このように、ゴール前の最終局面に絡んでくるユンカーには存在感があり、C大阪のDF西尾隆矢も「ユンカーが背後を狙う嫌さがあった」と話した。

 しかし、前半終了間際に足を気にする仕草があったユンカーがハーフタイムで交代。ロドリゲス監督はベンチからFW江坂任かFW松尾佑介を入れるか、シャルクを前線にシフトするかの選択から江坂をチョイスしたが、攻撃の迫力は減退してしまった。

 西尾は「前半は自分たちに問題があって、後半はもっと強気に出るようにする」とラインを高くする方針があったことを話し、そこに背後を狙うよりも相手の間で受けるのを得意とする江坂を選択したことが噛み合ってしまった部分もあるだろう。ロドリゲス監督は「ユンカーが怪我をしてしまったこともあって、前半やれていたところが停滞してしまう形になった。良かったことが継続できれば良かった」と、その状況を嘆いた。

 一方で、その交代策については「江坂を選択しましたけど、これに関しては分からないところであり、うまく行った可能性もあれば今日のように少し停滞する形も考えられた」とコメント。後半22分に失点した直後に松尾を入れたことについて「縦のスペースを生かしたいという狙いがあり、松尾を入れる形で縦への推進力を利用しようと考えた」と話した。結果的にはリードしたC大阪が最終ラインをコントロールした部分もあり、選手の特性と投入する順番が噛み合わなかったとも言えた。

 試合終了間際には連続出場が続くセンターバックが持ちこたえられない形で追加点を奪われて敗戦と、最後まで歯車が噛み合わない試合になった。指揮官は「我々は浦和レッズであり、ここでしっかり立ち上がって今すぐにでも試合に勝っていくことが必要だ」と話す。大阪から直接移動した中2日でアビスパ福岡戦と厳しい日程が続くが、悪い流れを断ち切ることができるだろうか。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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