WEリーグのノジマステラ北野監督が退任 「選手たちを成長させることができたと感じています」

ノジマステラ北野誠監督が退任
ノジマステラ北野誠監督が退任

WEリーグ元年は2勝7分11敗でリーグ10位

 日本初の女子プロサッカー「WEリーグ」に所属しているノジマステラ神奈川相模原は5月23日、シーズン全日程終了を報告するとともに、今シーズンで退任する北野誠監督からのコメントを発表した。

 Jリーグのカマタマーレ讃岐やFC岐阜で指揮を執った経験を持つ北野監督は、2020年にノジマステラの指揮官に就任。初年度はなでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部8位、2年目でWEリーグ元年となった2021-22シーズンは2勝7分11敗で参戦11チーム中10位という結果だった。

■北野誠監督コメント

「最後のなでしこリーグ、そしてWEリーグ元年という節目のシーズンに監督の機会を与えて頂いた、ノジマ・野島社長とノジマステラ・深井前代表に感謝を申し上げます。これまでの『日本女子サッカーではない女子サッカー』をテーマに選手たちとともに作ってきました。それは形で見えるものではなく、選手たち自身がピッチで考えて判断する主体性を持ったサッカーです。成長できたかどうかは、ピッチで走る選手たちの表情で分かります。頑張るだけだった選手たちが、サッカーを楽しんでいる姿を見て、成長させることができたと感じています。

 ファン・サポーターの皆様におかれましては、コロナ禍だった事もありコミュニケーションが一切、取れなかったのは残念でした。成績が振るわないシーズンではありましたが、いつも変わらず声援を送ってくれた事は感謝の気持ちしかありません。最後に日本女子サッカーとWEリーグのご発展を祈念申し上げます

(FOOTBALL ZONE編集部)



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