森保ジャパン、6月シリーズの予想スタメン 4-3-3システムが軸…大迫選外の1トップは誰に?

センターフォワードのチョイスにも注目だ【写真:ロイター & 小林 靖】
センターフォワードのチョイスにも注目だ【写真:ロイター & 小林 靖】

前線の競争は熾烈…大迫不在の1トップ争いが注目

 左ウイングでは日本の10番FW南野拓実(リバプール)がプレーするとみられるが、W杯切符獲得の立役者となったMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)も控える。右ウイングでは“戦術・伊東”とも言われる欠かせない存在のFW伊東純也(ヘンク)がファーストチョイスだ。そのなかで、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)、久保、堂安、鎌田らが出番をうかがう。

 大迫不在の1トップでは、指揮官も「どの選手がアピールしてくれるのか楽しみ」と話すように、本大会に向けて存在感を発揮しなければならない。所属クラブで大活躍し、負傷の影響はありながらもリーグ優勝に貢献したFW古橋亨梧(セルティック)を筆頭に、FW前田大然(セルティック)、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)、FW浅野拓磨(ボーフム)らの競争は見ものだ。場合によって南野の1トップ起用も考えられるなか、FW陣が特に強豪ブラジル相手に得点することができるのか、注目される。

 招集メンバーに大きな変更は見られないなか、新戦力や復帰組に実力を出し切ってほしいところ。最強メンバーを揃えるブラジル戦はチケットも完売した。貴重な国内での強化試合で期待は高まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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