吉田麻也の獲得を「考慮すべき」 英メディア、セルティックの今夏補強候補へ推薦
日本人4選手が所属するスコットランド名門に、専門メディアがさらなる補強を進言
スコットランド1部セルティックには、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF井手口陽介、DF旗手怜央と4人の日本代表経験者が所属している。彼らの活躍もあり、2021-22シーズンのリーグでセルティックは首位を走るなか、セルティック専門メディア「The Celtic Bhoys」は、来季の補強にセリエAの3選手を推薦。その中でサンプドリアに所属する日本代表キャプテンのDF吉田麻也も新シーズンの補強候補の1人に挙げている。
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開幕前の評判は高くなかったセルティックだが、元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督のもと、シーズン2冠を達成する可能性がある。シーズン開幕前に加入した古橋の活躍も、成功を収められた要因の一つだろう。さらに、冬の移籍市場では、前田、井手口、旗手の3選手を補強。現地での日本人選手に対する評価は、揺るぎないものとなりつつある。
「The Celtic Bhoys」では、「夏の移籍市場でセルティックがセリエAから獲得を考慮すべき3人の選手」という記事を掲載。そのなかで、ASローマからベルギーのKVコルトレイクへレンタル移籍中のアメリカ代表DFブライアン・レイノルズ、サレルニターナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWミラン・ジュリッチと並び、吉田の名前も挙げられている。
記事では、吉田について「元サウサンプトンの選手で、プレミアリーグでの経験も豊富な吉田は、何年にも渡ってヨーロッパの最高レベルのサッカーで活躍を続けてきた。セインツで150試合以上に出場し、2020年1月にサンプドリアへローン移籍した。セリエAのクラブが夏に完全移籍での獲得を決め、吉田のイングランド最高峰の舞台での活躍は終わった」と、これまでのキャリアを紹介している。
そして、「33歳DFの現在の契約は、今夏で満了する。つまり彼はフリーエージェントとなる。そのため、セルティックは吉田獲得に動く考えをもってもいいはずだ。現在のチームには4人の日本人選手がいる。守備に経験を足すという意味でも、悪い考えではないだろう」と、5人目の日本人選手の補強を後押ししている。
今シーズン、サンプドリアで公式戦25試合に出場して2得点3アシストの吉田だが、3月12日のユベントス戦(1-3)を最後に先発出場はない。果たして、ポステコグルー監督率いるセルティックは、次の移籍市場で日本人選手獲得に動くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)