マンU新指揮官、“古巣”アヤックスと良好な関係 20歳FWが冗談&エール「僕を2年以内に獲得して」
FWブロビーはテン・ハフ監督のステップアップを喜ぶ
マンチェスター・ユナイテッドは、来シーズンから新監督として、現在オランダ1部アヤックスの指揮を執るエリック・テン・ハフ監督が就任することを発表した。アヤックスに所属するFWブライアン・ブロビーは、指揮官の決断を冗談を交えて尊重した。英紙「メトロ」が報じている。
アヤックスで多くの成功を得たテン・ハフ監督は、2022-23シーズンからユナイテッドとの1年の延長オプション付きの3年契約を結んだことが発表された。アヤックスの選手たちに動揺が広がっているかと思われたが、選手たちはメガ・クラブへのステップアップに理解を示している。
テン・ハフ監督が、ユナイテッドに連れて行きたい選手に挙げているとされる20歳のオランダ代表DFユリエン・ティンバーは「僕はアヤックスで満足している。まだ学ぶことがたくさんある。特にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレーが続けられるならね」と、来季のCL出場を望んでいることを示した。そして、テン・ハフ監督については「彼は(ユナイテッドの仕事に)ふさわしいと思う。テン・ハフ監督は、僕個人にとってもとても重要だった。僕は彼の下でサッカー選手になり、今のような人間になった」と、コメントした。
1月の移籍市場でRBライプツィヒからアヤックスに復帰したブロビーも、「彼のことを、とても喜んでいるよ。アヤックスで多くのことを成し遂げた彼は、それに値する」と、指揮官のステップアップを喜んだ。そして、ティンバーがアヤックス残留を宣言したのとは対照的に「あとは、彼が僕を2年以内に獲得してくれることだね!」と言ってから、「うそ、うそ。ジョークだ、ジョークだよ!」と、付け加えている。
アヤックスの選手たちとも良い関係にあることが伺えるテン・ハフ監督。彼らとともにリーグ優勝を達成し、イングランドに渡ることとなるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)