「どんどん女性にも見ていただきたい」 女優・松井愛莉がサッカーに魅了される訳

女優でモデルの松井愛莉さんはスタジアムにも足を運ぶ熱いサッカーファンだ【写真:荒川祐史】
女優でモデルの松井愛莉さんはスタジアムにも足を運ぶ熱いサッカーファンだ【写真:荒川祐史】

【インタビュー】母親の影響でサッカー好きに 川崎のパスサッカーがお気に入り

 女優でモデルの松井愛莉さんは、2013年度の第92回高校サッカー選手権で9代目応援マネージャーを務め、Jリーグや日本代表の試合をスタジアム観戦するほどのサッカー愛を誇る。「日々勉強中」と語る松井さん。その熱烈ぶりの原動力となっているものは――。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小田智史)

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――松井さんは2013年度の第92回高校サッカー選手権で9代目応援マネージャーを務めましたが、サッカーを好きになったきっかけは?

「松井家は母がサッカー、父と祖父が野球好きで、よくスポーツ中継が流れていました。母の影響で、小さい頃からずっと見ていた記憶があります。私は当時、そこまで熱狂的なファンだったわけではなくて、母がよく叫んで応援していました(笑)。小学生の頃、日本代表が(出身地・福島県の)Jヴィレッジに来た時に連れて行ってもらって、中田英寿選手、中村俊輔選手、中澤佑二選手がカッコいいなと思ったのを今でも覚えています」

――松井さんが考えるサッカーの魅力は?

「まず、最後までどちらが勝つか分らないのが面白いです。そして、知れば知るほど、サッカーは戦術が大事というか、頭脳戦のスポーツだなと感じます。まだまだ勉強中ですが、観戦機会も増えました。昔はボールがあるところを見ていたのが、最近は『あそこが空いてるよ!』みたいに少し広い目で見れるようになって、視野も広がった気がします」

――サッカーの「好きなプレー」はありますか?

「ゴールを決める確率が高いFWは、まず目が行くところだと思います。ただ、私は“運動量”を見る傾向があります。『さっきあそこにいたのに、もうそこにいるの? すごく走ってるな~』みたいな(笑)。中盤のボランチ、サイドの選手をチェックしているかもしれません。プレーに関して言えば、ロングパス1本で勝負を決めたり、個で打開していくのも凄いと思いますが、どちらかと言えば、みんなでつないでいってゴールを決めるほうが好きです。あと、ディフェンダーが得点したりするので、意外性があるセットプレーもお気に入りです」

――パスサッカーが好きなのは、やはり応援しているチームの1つである川崎フロンターレの影響が大きいですか?

「はい。フロンターレがパスサッカーで、ここ数年はフロンターレを中心に見てきたので、ある意味で私のスタンダードになっています(笑)。最近は、少しずつ海外サッカーも見るようになってきました。動きもパススピードも速くて、ポンポン試合が進むので、違うスポーツじゃないかなという感覚です」

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