吉田麻也、W杯予選ラストゲームのドロー決着に悔恨 「集客を煽っておいてプレーで返せず悔しい」

自身のゴールで同点に追いつくも「得点を重ねられなかったのが歯がゆい」

 そして、「そのなかで、みんなで続けてきた無失点を破られてしまったことも1つ悔しい。自分自身も、2得点、3得点のチャンスがあったなかで、得点を重ねられなかったのは歯がゆい。いろんな思いのなかでの感情です」と、改めて、試合終了直後に抱いた感情を説明した。

 この試合、ベトナムの唯一のシュートが先制点となったが、この場面では、DF中山雄太(ズウォレ)と吉田の間を突かれる形になった。相手を捕まえきれなかったシーンを振り返り、吉田は「相手が縦並びで待っていたので、1、2、3でポジションに、マンマークじゃなくて、ゾーンで守りました。そこもミスというよりは、認識不足。あとになって言ってしまえば、大したことではないのですが、マークへの付き方ではなく、守備の仕方がハマらなかった」と説明するとともに、「後半はマンツーでしっかり付くように変えて、うまくいきました」と、ハーフタイムを挟んで修正できたことを明かした。

 W杯の出場権を獲得するという最大の目標こそ達成したものの、最初の3試合で2敗を喫し、ホームで最下位を相手にした最終戦でも勝ちきれないと、スッキリしたものにはならなかった最終予選。この苦い経験を本大会につなげ、11月にはより大きな歓喜につなげたい。

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