浦和が4発快勝! 新助っ人モーベルグが“衝撃デビュー弾”、ホームで磐田に4-1勝利
犬飼の得点で先制後、ユンカー&ショルツがゴール 北欧三銃士が揃い踏み
浦和レッズは3月19日のリーグ第5節、ジュビロ磐田とのホームゲームで“北欧三銃士”が揃い踏み。今季初スタメンのFWキャスパー・ユンカー、デビュー戦のMFダヴィド・モーベルグ、DFアレクサンダー・ショルツの全員がゴールを奪い、4-1の勝利を収めた。
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浦和は昨季に加入して公式戦32試合16ゴールを決めたユンカーが、今季の初スタメン。立ち上がりからボール保持率を高めて押し込んでいく浦和は前半8分、MF岩尾憲のコーナーキックをDF犬飼智也がニアサイドでヘディング。これがきれいにゴールへ吸い込まれ、鹿島アントラーズから今季の移籍加入後の初ゴールになった。
さらに浦和は同11分、FW江坂任が相手最終ラインからボールを奪うとユンカーにパス。最初のタイミングではシュートを決めきれなかったユンカーだが、相手と競り合いながらも冷静に押し込んで今季初ゴール。浦和が2-0とリードを広げた。
磐田は同15分にMF遠藤保仁のフリーキックをDF鈴木雄斗が合わせて1点を返したが、この日の浦和は相手を突き放す追加点に成功。中盤から攻撃参加したMF伊藤敦樹が相手のハンドを誘ってPKを獲得すると、ショルツが冷静にゴール左へ蹴り込んだ。昨夏に加入したショルツはこれが浦和での初ゴールとなり、浦和が3-1のリードでハーフタイムを迎えた。
浦和のリカルド・ロドリゲス監督は、「まだ90分プレーできる状態にない」と前日会見で話したユンカーをハーフタイムで下げ、今季加入も新型コロナウイルスの影響で来日が遅れて今月合流になったスウェーデン代表歴を持つモーベルグを後半から投入した。
すると後半3分、モーベルグは相手3人に囲まれながらもドリブル突破を仕掛けると、フェイントで相手の体重を寄せて作ったコースに左足シュートを流し込み、挨拶がわりのデビュー弾。これで4-1とリードが広がった。
浦和は日本代表DF酒井宏樹を同8分に交代させるなどリードを生かした手を打って試合を進めた。後半から4バックに変えた磐田は主導権を握る時間も作ったものの、反撃ゴールを奪うには至らずに試合は終了。浦和がユンカーとショルツのデンマークコンビに加え、モーベルグの一撃で北欧三銃士が揃い踏みの勝利を奪い、今季2勝目をマークした。
(FOOTBALL ZONE編集部)