移籍市場で欧州王者レアルの静けさ… 豪腕会長がまさかのポグバ、レバ、ゴメスら大物獲得に失敗

目立った動きはモラタの買い戻しのみ

 数々のビッグネームを呼び寄せて“銀河系軍団”の異名を取るレアル・マドリードだが、オフの移籍市場は2シーズン連続で不気味な静けさを保っている。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 レアルと言えば毎年オフシーズン、剛腕フロレンティーノ・ペレス会長のもとでマーケット最大のビッグネームを一本釣りに出る名門として知られる。しかし今シーズンはここまでスペイン代表FWアルバロ・モラタをユベントスから3200万ユーロ(約37億円)で買い戻した程度。188センチの長身ながら繊細なテクニックを持つポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスは獲得寸前と言われていたが、宿敵バルセロナに横取りされる結果となった。

 同紙は「モラタの移籍金は多額の金額とはいえ、11カ月の間にFWギャレス・ベイル、MFハメス・ロドリゲスのふたりに費やした移籍金1億7500万ユーロ(約201億円)に比べればほど遠い金額だ」と記述。2013-14シーズン前に獲得したウェールズ代表FWギャレス・ベイル、そして14-15シーズン前に加入したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを引き合いに出して、例年に比べて静かなオフだと指摘している。

 

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