G大阪、ウクライナサッカー協会副会長からの現状報告を掲載 「リビウに避難することが出来ました」「日本で過ごした2年間を温かい気持ちで思い出している」

かつてガンバ大阪でプレーしたオレグ・プロタソフ氏【写真:Getty Images】
かつてガンバ大阪でプレーしたオレグ・プロタソフ氏【写真:Getty Images】

2年間で55試合24得点を挙げたプロタソフ氏から現状報告のメッセージ

 ガンバ大阪は3月14日、1994~95年にプレーし、現在はウクライナサッカー協会・第一副会長を務めるオレグ・プロタソフ氏からウクライナの現状報告の依頼を受けたとし、メッセージを伝えている。

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 ソ連代表として活躍し、G大阪に加入した1994年に27試合11ゴール、95年に28試合13ゴールを記録したプロタソフ氏。現役引退後はギリシャ、ウクライナ、ロシアなど各国のクラブで監督として指揮を執り、現在はウクライナサッカー協会・第一副会長としてウクライナサッカー発展に尽力している。

 G大阪は「このたび、ウクライナにおける現状報告の依頼がありましたので、ファン・サポーターの皆様に以下の通りご報告させていただきます」として、プロタソフ氏のコメントを公式サイトで掲載している。

■オレグ・プロタソフ氏のコメント
「ガンバ大阪のすべてのファン・サポーターの皆様にご挨拶申し上げます。いつも日本で過ごした2年間(1994年〜95年)を温かい気持ちで思い出しています。今、私の国ウクライナは大変厳しい時を迎えています。兄弟国のロシアが今では憎い敵国となり、私の国をロシア軍が攻撃をはじめ、町を爆撃し、民間人(子どもや女性、老人など)も多数亡くなっています。私は開戦直後はキエフ郊外のまさに攻撃の中心地にいましたが、リビウに避難することが出来ました。ここは、今のところ落ち着いています。ただ、いつまでかは分かりません。ウクライナを愛する勇敢な国民を信じています。そして、私達の国に平和と安らかな日々が、サッカーが日常で戻ってくると願っています。ウクライナサッカー協会第一副会長 オレグ·プロタソフ」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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