ポグバが史上最高額の146億円でマンU移籍へ 代理人が最終交渉のため渡英と伊紙報じる

5年契約で年俸総額70億円 驚愕のビッグディール成立に近づく

 フットボール史上最高額となる驚異の移籍金1億2500万ユーロ(約146億円)で、今夏最大のビッグディールが成立する模様だ。ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバの代理人を務めるミノ・ライオラ氏がマンチェスターに飛び、契約交渉の最終的な詰めに入ったと、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 最終的にジョゼ・モウリーニョ新監督が就任したユナイテッドが、2013年にゼロ円で放出したポグバの買い戻しに用意した予算は、1億8500万ユーロ(約216億円)に上るという。移籍金が前述のとおりであり、残りの6000万ユーロ(約70億円)は5年契約での年俸総額になるという。これを5年間の分割で、選手に報酬として支払う契約の最終的な詰めに入ったという。

 この契約によって、ライオラ氏も巨万の富を得ることになると同紙ではレポートされている。というのも、移籍金のうちユベントスに支払われるのは1億ユーロ(約117億円)であり、残りの2500万ユーロ(約29億円)はライオラ氏に支払われるという。ポグバだけでなく、今季からユナイテッドに加入する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチなど世界的な名手を顧客に持つライオラ氏だが、この契約をまとめることで得られる報酬も巨額のものになるとされた。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、インタビューで「ユナイテッド行きはステップアップにならない」と語るなど慰留に努めたが、ポグバは史上最高額の移籍金、それも全てが売却益になるゼロ円からの買い戻しの移籍金をイタリア王者に残して、ユナイテッドへの帰還を果たすことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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