英6部オックスフォードで悲劇… 練習場で強化部長が死体で発見される

オックスフォード・シティのテイラー強化部長が謎の死

 イングランド・ナショナルリーグ南部(6部リーグ相当)所属のオックスフォード・シティで、悲劇的な事件が起きた。朝のトレーニング前に、練習場でクラブの強化部長が死体で発見されたと英公共放送「BBC」が報じている。

 事件が起こったのは、現地時間17日早朝だった。マーストン村マーシュレーンの練習場で倒れている男性が発見され、地元警察が駆け付けた時にはすでに息を引き取っていたという。その後の調査で、遺体は同クラブのディレクターであるコリン・テイラー氏であると判明した。警察のスポークスマンは「この段階では何も不審な状況はない」と事件性を否定しているものの、検視官が死因を調査しているという。

 クラブは深い悲しみとともに、遺族や友人に追悼の意を表している。テイラー氏とは25年以上の付き合いのオックスフォードのチェアマンであるブライアン・コックス氏は、この悲報に「ショックを受けている」と語っている。

 チームでプレーしているスコット・デイヴィスは「彼とは知り合って間もなかったけど、本当に素晴らしい人だったんだ」と語ったという。練習場で起こったショッキングなニュースは、イングランドサッカー界に衝撃を与えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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