「運勢が好転するかもしれない」 リバプール南野、今季リーグ戦初先発を現地メディア予想
連戦のため、クロップ監督がローテーションを採用する可能性あり
イングランド1部リバプールは、現地時間2月23日にホームでのリーグ第19節でリーズ・ユナイテッドと対戦する。今シーズンここまでリーグ戦の先発出場がない日本代表MF南野拓実に、ついにスタメンの機会が与えられる可能性があるようだ。複数の現地メディアが報じている。
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消化試合が1試合多い首位のマンチェスター・シティと勝ち点差「6」で2位につけているリバプール。得点ランクで首位に立っているエジプト代表FWモハメド・サラー、同2位のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタらを擁するチームにあって、南野はカップ戦中心に起用されており、リーグ戦では先発出場できていない。
しかし、ジョッタに加え、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがインテルとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦(2-0)で負傷。中2日で行われたノリッジ・シティ戦(3-1)には、サラーとセネガル代表FWサディオ・マネが、冬の移籍市場で加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスとともに3トップを組み、それぞれ1ゴールを挙げて勝利に貢献した。
そんななか、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は、ルイス・ディアスの加入や、アフリカネーションズカップに出場していたサラーとマネの復帰があったことを挙げて、「この1か月は南野拓実の月になっていない。しかし、運勢が好転するかもしれない。リーズ戦は、日本代表選手が1か月間、待ち望んでいたチャンスを与えられる機会になるかもしれない」と、先発出場する可能性を指摘した。
すでにユルゲン・クロップ監督は、リーズ戦にジョッタとフィルミーノが間に合わないことを明言。リーズ戦の3日後にはリーグカップ決勝が控えているため、記事では「主砲のエネルギーを温存するために、ローテーションを考慮するかもしれない」と、南野が先発出場する可能性を報じた。さらに、90分間で得点とアシストに絡んだ回数では、南野がチームでサラーに次ぐ0.89点で2位になっているというデータも紹介している。
リバプール地元紙「リバプール・エコー」も、「ノリッジ戦で7人を入れ替えたクロップ監督が、再びリーズ戦でローテーションをしても不思議ではない」と言及。主力の温存と新たな攻撃ユニットを探るため、南野、ベルギー代表FWディボック・オリギ、イングランド代表MFアレックス・オクスレイド=チェンバレンの3人にチャンスが与えられる可能性を指摘した。
1月の移籍市場では、南野の獲得に関心を示したとも報じられているリーズ。ザルツブルク時代には、CLのリバプール戦で活躍を見せたことで移籍を実現させた南野だけに、関心を示しているクラブ相手に、結果を残してくれるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)