“チャイナ・インテル”にポルトガル代表10番激怒! 中国企業による移籍金捻出プランが頓挫

移籍を巡る悪名が多い蘇寧グループ

 蘇寧グループを親会社に持つ江蘇蘇寧は、昨冬の移籍市場でもACミランのFWルイス・アドリアーノの獲得交渉時に、事前の交渉と違う年俸額を正式契約時に提示して選手を激怒させ、土壇場で破談になった。インテルに在籍していたMFフレディ・グアリン(現・上海申花)の獲得に動いた際は、並行して動いていたチェルシーのMFラミレスとの交渉が前に進むと担当者が雲隠れ。グアリンの代理人が「幽霊のように担当者が消えた」と激怒するなど、完全なるお騒がせクラブとなっていた。

 今回のジョアン・マリオの一件で、蘇寧グループ系のクラブによる黒歴史はまた一つ追加される形になってしまった。悪名高きグループに株式約70%を売却してしまった“チャイナ・インテル”は、移籍市場で悪名を積み重ねてしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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