名手3人の移籍に悲鳴を上げたドルトムント指揮官 「我々はチームの支柱を失った」

トゥヘル監督が今夏の主力流出を嘆く 「究極的に重要な選手が去った」

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が、昨季主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン)、同MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)の移籍について、「チームの支柱を失った」と悲鳴を上げている。ドルトムント公式サイトが報じている。

「大変なことだ。これがターニングポイントと言う人もいる。新しいスタートのように感じるかもしれない。マッツ、イリー、ミキという究極的に重要な選手が去った。これは通常の移籍ではない。チームは構造的に敏感なものだ。多くの注目を集める名手の双肩にかかっているのだ。3人の選手を失うことは、チームの構造を支えていた支柱を失うということだ」

 昨季のチームを支えた名手3人の離脱に指揮官は悲鳴を上げ、こう続けた。

「我々はこの選手を慰留するためにすべてを尽くした。彼らとともにチームを進化させようとした。だが、我々には限界があることを認めなければいけなかった。我々よりも大きな、魅力のある上のクラブが存在する。壁に向かって頭から突っ込むのか、もしくは創造性を駆使して新たな解決法を手にするのか」

 

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