リバプール監督が“不発の悪童”の放出を断言 「バロテッリを保有して幸せになれるクラブがある」

 

クロップ監督が本人に伝える 「ここでポジションを争う状況にはない」

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、一昨季はプレミアリーグで、昨季は期限付き先のACミランでそれぞれリーグ戦1ゴールと不発に終わった元イタリア代表FWの“悪童”マリオ・バロテッリに、見切りをつけたことを明らかにしている。英紙「テレグラフ」が報じている。

 クロップ監督は25歳で5番手のストライカーは、オプションにないことを語った。

「私は彼にすでに告げたんだ。彼のキャリアは、ここで1つか2つのイスを争うために4人や5人の選手と戦う段階ではないということをね。彼が、怪我をする前の状態に戻ろうとしているのは知っている。才能が世界トップクラスなのは間違いない。しかし、彼が何人とも争うべき状況でないのは明らかだから、解決策が必要だ。新たにマリオ・バロテッリを保有して幸せになれるクラブがある。そのことを、私は明確にプレイヤーに話したんだ」

 ドイツの名将は、バロテッリが放出対象であることを明言した。クロップ監督はイタリアからバロテッリがリバプールに戻った時に「問題はない」と主張していたが、それは短期的な措置だったようだ。そして「彼がフィット感を取り戻すために努力をしたい」と話し、次の移籍先のクラブにスムーズに合流できるように計らうとも語っている。

 

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