旗手怜央の「ポテンシャルは高い」 リバプール地元紙が活躍に注目「南野よりも守備で適応力がある」

セルティックの日本代表DF旗手怜央【写真:Getty Images】
セルティックの日本代表DF旗手怜央【写真:Getty Images】

南野は残留するもディアス獲得やサラー&マネ帰還で再び厳しい状況に

 スコットランド1部セルティックの日本代表DF旗手怜央は、現地時間2月2日に行われたホームでのリーグ第22節レンジャーズ戦(3-0)で2ゴール1アシストの大活躍を見せた。イングランド1部リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが反応したことで、地元紙も将来的なリバプール行きの可能性に着目している。

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 セルティックは前半5分、コーナーキック(CK)からこぼれたボールをエリア外で拾った旗手がトラップして右足でシュートを放ち、低い弾道のシュートをゴールに突き刺した。旗手はさらに同42分、イスラエル代表FWリエル・アバダからのパスを受け、ペナルティーアーク右の位置から右足ミドルを決めて2点目。さらにその2分後、左サイドでスローインを受けた旗手が左足でクロスを上げ、アバダのゴールをお膳立てして全3ゴールに絡んだ。

 旗手はセルティック移籍後、リーグ戦4試合で3ゴール1アシストの結果を残しており、リバプールのスコットランド代表DFロバートソンは、「ハタテは凄い選手だ」と称賛のツイートを投稿した。これも踏まえ、英地元紙「リバプール・エコー」は、「南野はアンフィールドで活躍するのに苦労したが、いつか彼の足跡をたどることができる同胞がいる」と南野の状況と旗手について触れている。

「ミナミノは2年前にザルツブルクから移籍金725万ポンド(約11億3000万円)で加入した。レッズにとっては素晴らしい成功に基づいた低リスクの投資だったが、才能をわずかに垣間見せただけで、サウサンプトンへレンタル移籍したり、あまり恩恵を受けていない。レッズが移籍金2000万ポンド(約31億3000万円)で売却にオープンだったことは大きな驚きではなかった。残留こそしたが、これがリバプールでのラストシーズンになる可能性があるという予想は多い。ルイス・ディアスの獲得と、アフリカネーションズカップからモハメド・サラーとサディオ・マネが戻ったら南野の出番はさらに減るだろう」

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