なでしこ主将熊谷、W杯進出決定に安堵も通過点と強調 「23人全員の力で優勝を目指す」

なでしこジャパンキャプテンのDF熊谷紗希【写真:Getty Images】
なでしこジャパンキャプテンのDF熊谷紗希【写真:Getty Images】

タイを7-0で圧倒して、9大会連続のW杯出場を決める

 なでしこジャパン(日本女子代表)は1月30日、女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジアカップの準々決勝でタイと対戦。相手にペナルティーエリア内へボールを運ばせない圧倒的な試合運びを見せて7-0で勝利し、ベスト4進出と9大会連続のW杯進出を決めた。

 この試合、フル出場したキャプテンのDF熊谷紗希は、「まずはホッとしています。W杯出場を決められたことが良かったです」と安堵した。

 タイ戦に勝利したことでW杯進出を決めたが、熊谷は「もともとチームとしてこの大会、優勝を目指して向かってきました。連戦になりますが、23人全員の力で、優勝を目指して頑張りたいと思います」と、目標はあくまで3連覇であると強調した。

 今後、日本は中2日で2月3日に行われる準決勝で、中国とベトナムの勝者と対戦する。この日もFW田中美南が負傷するアクシデントを受けて、出場したFW菅澤優衣香が4得点2アシストの活躍を見せたが、再びアジア女王として女子W杯に出場するためにも、キャプテンの言葉通り、残り2試合を全員の力で乗り越えていく必要がある。

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