日本代表、セットプレーに秘策!? 南野拓実が思わず「ノーコメントというのもあれやしな」
中国戦ではデザインされたプレーからチャンス創出
1月27日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の中国戦で、FW大迫勇也のPKで先制点を挙げた森保ジャパンだが、今予選はセットプレーからの得点が少なく、それも最終予選を苦しんでいる要因の1つとなっている。
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日本サッカー協会(JFA)は、菅原大介氏をセットプレーコーチとしてチームに加え、チームの課題にテコ入れを図った。その成果が中国戦では何度か見られた。最大のチャンスとなったのは、前半20分のコーナーキック(CK)の場面だ。
MF伊東純也がグラウンダーで入れたボールを、MF南野拓実が右足で合わせた。ゴール左ポスト際にはMF遠藤航も飛び込んだが、わずかに合わなかった。惜しくもゴールという結果に結び付かなかったものの、得点の匂いが強烈にした場面だった。
1月29日にオンライン取材に応じた南野は、こうしたデザインされたセットプレーがまだあるかという質問に、思わず口ごもった。
「それは何とも言えないですね(笑)。でも、そうですね。ノーコメントというのもあれやしな」と苦笑した日本の10番は、「セットプレーでの重要性は、みんな代表のなかでも共有しているし、そういう試合で、セットプレーで試合が決まるのは身に染みて感じている。セットプレーでもチームのチャンスを広げられるようにというのは、思っています」と、質問をかわした。
2月1日のサウジアラビア戦に向けて、29日から本格的な練習を始める日本代表。セットプレーを得た際は一層注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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