南野拓実、2月の“ラストチャンス”に英地元紙が言及 「リバプールでの未来が決まる」

前節で見せ場を作れなかったリバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】
前節で見せ場を作れなかったリバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】

MFオクスレード=チェンバレンが蘇ったのに対し、交代出場した南野拓実は不発

 イングランド1部リバプールは、1月23日に行われたプレミアリーグ第23節クリスタル・パレス戦に3-1で勝利した。日本代表MF南野拓実は後半15分から途中出場したが、ボールタッチ数はわずか6回で、存在感を示せず。英地元紙「リバプール・エコー」は、南野のラストチャンスに言及している。

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 現在、リバプールではエジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネという攻撃の2枚看板が、揃ってアフリカネーションズカップに出場している。さらに、ベルギー代表FWディボック・オリギも負傷離脱中のため、これまで出場機会を得られていなかった南野にとっては、自身の価値を示すチャンスだった。

 しかし、先発出場したリーグカップ準決勝第1戦のアーセナル戦(0-0)の試合終了間際に決定機でシュートを外してから、南野に対する風当たりは強くなった。結局、公式戦5試合に出場したが、スタメンはこの1試合のみ。アーセナル戦直後のブレントフォード戦(3-0)では途中出場からゴールを挙げたとはいえ、ユルゲン・クロップ監督の序列は低いままのようだ。

「リバプール・エコー」紙も、イングランド代表MFアレックス・オクスレイド=チェンバレンと南野を比較。「オクスレード=チェンバレンが蘇ったのに対し、交代出場した南野拓実は試合時間を得るために苦しみ続けている」と、クリスタル・パレス戦を振り返った。

「1月は彼が輝く時間のはずだった。しかし、1試合しか先発出場しておらず、途中出場から1得点を挙げただけにとどまった。マネとサラーがプレミアリーグ再開の2月10日のレスター戦までには戻ってくる。そのため、カーディフ・シティとのFAカップの試合(2月6日)が、南野が足跡を残す最後のチャンスになる見込みだ。そこで彼のリバプールでの未来が決まるだろう」

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本代表に合流している南野だが、イングランドに戻った直後の一戦は、キャリアを左右する試合になるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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