「世界に入った時は遅いと感じると思う」 長友佑都が“対世界”目線で指摘した課題

日本代表DF長友佑都【写真:(C)JFA】
日本代表DF長友佑都【写真:(C)JFA】

国内組の若手とのトレーニングに「刺激をもらえた」

 日本代表候補によるキャンプを行っていた森保ジャパンは、1月21日に流通経済大とのトレーニングマッチ(45分×2本)を実施。スタメン出場したベテランのDF長友佑都(FC東京)は、初経験となる国内組のみの合宿に「刺激をもらえた」と語った。

 当初は1月21日にキリンチャレンジカップのウズベキスタン戦が開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、試合は中止。選出された国内組のメンバーたちは17日から合宿を行い、21日には流通経済大とトレーニングマッチを戦った。

 1986年生まれで最年長の長友は、今回のキャンプについて「初めてやった若い選手もたくさんいた。国内組だけの合宿は僕にとって初めて。すごく刺激的で、若くてギラギラした生きのいい選手たちをたくさん見られた」と語った。

 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)、稲垣翔(名古屋グランパス)、江坂任(浦和レッズ)らの名前を挙げながら、「Jリーグでしっかりトレーニングをすればこれだけのパフォーマンスが出せると彼らが証明したと思う」と、手ごたえを口にした。

 強度の高いトレーニングを行ったが、“対世界”の視点から見れば、まだまだやるべきことはあると長友は話す。

「強度も世界で勝っていくためにはまだまだ足りない。それは自分自身もそう。日本の選手は小さいコート、スペースの中でアジリティーを発揮するのは得意だけど、コートが大きくなるにつれて強度を出せなくなる課題があると思う。世界のレベルを考えると、フルコートでやった時の強度やパワーのメリハリをもっと学ばないといけない。インテンシティーも伝えたいし、自分自身が見せないといけない。(チェイス・)アンリなんかは、『長友さん速すぎて脳が付いていかない』とずっと言っていた。アンリはスピード感を感じたかもしれないけど、日本代表が世界に入った時に自分たちは遅いと感じると思う」

 ウズベキスタン戦は中止となったが、トレーニングマッチを含めて日本代表にとっては意義のある時間となったようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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