浦和監督、新ストライカー補強を示唆「まだ終わっていない」 指揮官が求める条件とは?

ロドリゲス監督は「目標はリーグ優勝」 “最初の10試合”が鍵

 昨季はデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが、4月上旬のウインドー最終盤で加入した。一昨期は東京五輪オーストラリア代表DFトーマス・デンが、沖縄キャンプ中の2月に獲得と合流が発表されるなど、近年の浦和はギリギリまで外国籍選手の獲得に動いている。今季は、ユンカーのほかには高卒ルーキーのFW木原励が所属するのみというストライカーになれる選手の獲得を模索しているようだ。

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 天皇杯の優勝でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場する今季だが、ロドリゲス監督は「目標はリーグ優勝。それに尽きる。昨年はACL出場権が目標で、それを達成できた。今年の挑戦は簡単ではないが、本日の時点からリーグ優勝を念頭に戦う。4つの大会に参加し、浦和の監督としてはどの試合でも勝利やタイトルを要求されているし実行したいが、そのなかでもリーグ戦の優先順位は高い。最初の10試合であまり離されないスタートが重要だ」と話し、2006年以来のリーグ優勝に意欲を燃やした。

 ピッチ上でのスタイル自体は継続路線を歩みつつ、全体に若い新戦力を加えた印象の強い浦和の今季がスタートした。ロドリゲス監督や西野TDの示唆するFW獲得も注目だが、それだけなくチーム全体のクオリティーがどこまで高まっていくのか、17日から沖縄県で行われるトレーニングキャンプを経て2月12日に川崎フロンターレと対戦するフジフィルム・スーパーカップが注目の的になりそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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